エルサレムで主夫はじめました

~~~~~~~~ 30年間のサラリーマン生活から早期退職をして、イスラエルのエルサレムに家族で住み、主夫をはじめました。 ~~~~~~~~~~~~~~インターナショナルスクールに通う子供たちの様子、イスラエルとパレスチナの日常、主夫の心境などをつづります。 内藤 徹~~~~~

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【コラム】イスラエルの教育:ユダヤ人とアラブ人がともに学ぶ学校(教育新聞2020年4月25日掲載)

エルサレムという特殊な場所 エルサレムの中心にある旧市街には、3つの宗教的に大変重要な施設が隣接して存在しています。①キリストが十字架に架けられた場所で、中に墓がある「聖墳墓教会」、②ユダヤ教にとって最も大切な祈りの場で、かつての神殿を囲む壁…

【つぶやき3】コロナのころに つながりたがり

コロナのころに ひとりぼっち ずっとスマホを ながめながら 一日誰とも 話さなかったり みんな何して 過ごしているのか 分からないから 不安になって ニュースを読んでも 暗い話で だんだん気分が めいってく コロナのころに 勇気を出して 連絡先を 眺めてみ…

【つぶやき2】コロナのころに おうちばっかり

コロナのころに おうちばっかり PC見ながら 子どもとおこもり それぞれ居場所を 探してうろうろ YouTube見て ゲームして 子どもはだらだら 過ごして終わる 親は毎日 3食作り 自分の料理に あきてきた コロナのころに 学校さっぱり ネットに教材 いろいろある…

【つぶやき1】コロナのころに いったりきたり

コロナのころに いったりきたり 急に学校 休みになって どうすりゃいいのか あたふたしたり 緊急事態も 宣言されて 無理やり家で 仕事をしたり コロナのころに いったりきたり 出かけていいのか いけないのかと マスクをしながら 近所をうろうろ あわててパ…

【コラム】イスラエルの教育:新型コロナという答えのない課題(教育新聞2020年4月11日掲載)

<多様な文化を受け入れるインターナショナルスクール> エルサレムに住む我が家の小学5年と中学3年になる2人の子どもは、英国系のインターナショナルスクールに通っています。(現在、新型コロナウィルスの影響で一時帰国して、オンラインにて継続中)生…

【コラム】イスラエルの教育:インターネット活用の効用(教育新聞2020年3月28日掲載)

イスラエルと聞くと、パレスチナとの紛争から治安の悪い印象ばかりが先行していますが、日常の治安は非常に良く、また経済的には一人当たりGNPは日本を抜いています。最近では、ICT分野等でのベンチャー企業の躍進が世界的に注目されています。日常生活にお…

#37 もう戻れない?日本からエルサレムを想う

夜、キッチンで皿洗いをしながら、ふと「もうエルサレム、戻らないかもしれないなあ」と思っていると、急にムスメを連れて学校に向かう道を歩いている時を思い出して、涙が出てきた。緊急の一時帰国で気が張っていた気持ちが、ぷつんと切れたのかもしれない…

【コラム】 コロナ休校とイスラエルの学校のネット活用

<コロナ休校で始まったオンライン授業> イスラエルのコロナ対策は決定が早く、その実行も早い。3月12日、夜8時からの首相のテレビ会見で、翌日からの学校の閉鎖の決定が告げられた。まだ、感染者100人にも達しておらず、死者も0だったと思う。うちの小4の…

#36 コロナで急遽一時帰国(その2)

<第3章:いきなりの避難一時帰国決定> 3月16日(月)、青年海外協力隊が全世界から引き上げることになったと聞いた。2000人規模で世界各地に派遣している協力隊全員を、このタイミングで日本に帰すという決定には驚いた。まだ、いわゆる開発途上国での蔓延…

#35 コロナで急遽一時帰国(その1)

残り3か月のつもりでいたタイミングで、新型コロナの影響で父子のみ急遽一時帰国となりました。先が見えない状況の中で、今後の予定も流動的になりました。忘れないように、一連の出来事を振り返って、記録しておこうと思います。 <序章:早い水際対策のイ…