エルサレムで主夫はじめました

~~~~~~~~ 30年間のサラリーマン生活から早期退職をして、イスラエルのエルサレムに家族で住み、主夫をはじめました。 ~~~~~~~~~~~~~~インターナショナルスクールに通う子供たちの様子、イスラエルとパレスチナの日常、主夫の心境などをつづります。 内藤 徹~~~~~

#4 学校の様子〜やっと最初の週末がきた

到着翌日から、学校オリエンテーション、そして4日間の授業。

子どもたちにとっては、ホントに濃い日々だったろう。

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家に帰ると、ムスコはスマホで日本の友だちとLINE電話やYouTubeでお笑いを見続け、ムスメはYouTubeで踊りまくる。やたらテンションが高く、時に奇声をあげたりしてる。

学校はどう?何した、と聞いてもあまり素直に話さない。


それでも、ムスコは1日目に体育で足が痛くなるほどサッカーをやってきた。

2日目には腕にタトゥーのような模様を描いていて、これ書いたら女子にいろいろ言われた、とうれしそうに話してきた。

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やる気スイッチが入ったのか、その夜、急にサバイバル英語をノートに書き出した。

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もともと、英語は学校の勉強しかしておらず、この2カ月でムスコはマンツーマンの海外留学サバイバルコースみたいなもの、ムスメは普通のグループレッスンに放り込んだ程度。

圧倒的にヤバいレベル。


ムスメは、帰り道に、何も言ってること分からないけど、分かってるふりしたほうがいいのかなあ、聞いてなくてもいいのかなあ、と聞いてくるぐらい。

ただ、先生とは別にお世話してくれるアシスタントの先生がサポートしてくれるらしい。
2日目には、ひとりお友達になったよ、3日目には女子はクラスに6人しかいないので、みんなお友達になったよ、と話してきてひと安心。お友達の定義がよく分からんが。


学校は幼稚園から高校までが同じ敷地にあり、サッカー、バスケのスペース、卓球台や、クライミングをする遊びスペースもある。

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校内にパン、パスタ、ピザなどを売る売店がある。中学のムスコは、自分で選んでつど買い、小学校のムスメは、希望制で月ごとに支払って毎日選んで食べる。弁当を持っていってもいい。こんなところに日本の画一的なところとの違いを感じる。


決められた栄養バランスのいいものを食べるのもいいけど、みんな一緒じゃなくていいと思う。

残菜ゼロ、好き嫌いなくそう、って言うけど、いまやベジタリアンがいたり、宗教や文化的に食べられないものもあるからね。日本にも外国人がたくさんいるんだし。

ちなみに、ムスコは高いからもったいないとあまり買って食べず、ムスメは肉がくさい、と言って残してるらしい。

そして、帰りにフローズンドリンクを一つづつ買って飲みながら家まで歩くのが、ルーティンに。


それから、中休み用のオヤツも持っていき、みんなで交換もするらしい。

カバンも自由だし、いろいろ日本の学校とは違う。

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そして、宿題がない。少なくとも今のところ。それがムスメには驚きみたい。


授業は、月から木は7時45分から2時半まで。金は12時50分まで。

金曜は、ユダヤ教安息日ということで、午後2時からは街も8割がた店が閉まってしまう。

子どもらは、週2日半休みがあるようなもんで、宿題もないので、英語ができる人にとっては日本よりゆったりできるね。


ともかく、やっと最初の週末。

頭がお疲れの子どもらは、もうなるべく自由な時間に。スマホも見放題、夜更かしもOK。

まあ、来週ぐらいからは、少し英語の勉強も一緒にしようかなと思う。


ちなみに我が家の女主人は、大分お疲れ気味でダウン中。